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ガンを自力で改善 免疫力向上ブロリコの効果 [美容健康の自力改善法]

生活習慣病の予防改善に免疫力アップの食事法

崇高クリニック院長 荒木裕の断糖食 荒木式食事法








ブロリコの効果で一番のメリットは、
自分の免疫力を最大限まで高めるところにあります。

自然免疫はマクロファージ、NK細胞の働きにより
ウィルスなどを排除します。

ブロリコはNK細胞を活性化する働きをもっています。

ブロリコを加えてNK細胞を活性化させることにより、
抗癌作用のあるT細胞の一種も活性化し、
がん細胞を直接叩くようになります。

ブロリコには癌細胞に働くβグルカンが豊富

NK細胞を活性化する効能ですが、ブロリコの中に含まれる
βグルカンの働きが一番大きいと考えられます。

ブロリコにじゃ免疫力を高め、がん予防やがん治療にも効果がある
βグルカンが豊富に含有!

βグルカンの効能

βグルカンは免疫力を高めてガンを予防する
効能があるといわれています。





抗ガン作用があるというβグルカンのサプリメントは、
免疫力の向上だけでなくガンの予防や抑制目的でも販売されています。

ガン予防効果が謳われているβグルカンですが、ガンの進行が進み、
完治が見込めない人は摂取しても意味がないのでしょうか。

βグルカンのサプリメントは、服用が遅すぎるということはありません。

βグルカンには予防としての抗ガン作用だけではありません。

進行ガンの延命や薬の効能を向上させ、
抗ガン剤の化学療法に対する副作用を減らす効果も期待されています。

化学療法と医療用βグルカン製剤を併用することで
末期ガン抑制効果が認められたとする学術論文もあります。

その時はガンを抑制し延命効果があったようです。

一般的に入手できる経口用サプリメントでも、
質がよければ注射用に作られているβグルカンに匹敵する効能が期待できます。

重い副作用や筆舌に尽くしがたい痛みを軽くできるという点は、看過しうるものではないでしよう。

ガン細胞だけを攻撃する抗ガン剤があればいいのですが、
現在の抗ガン剤は骨髄細胞もダメージを受けます。

免疫力が落ちるのは、抗ガン剤のこのような作用によります。


βグルカンで免疫系の細胞を活性化することで、
抗ガン剤に対する免疫系細胞の抵抗力を高める効果があると考えられています。

ガンの進行が早い人にとっても、βグルカンは抗ガン剤による治療時に副作用を軽減して
負担を減らし、継続して治療する道を拓いてくれます。








「ブロリコ成分」の特徴

東京大学と5年間の共同研究によりブロッコリーから世界で初めて発見された成分

臨床試験を実施し「自然免疫」を高めることが証明された。  

学術論文「薬理と治療」に掲載されている

世界で初めて哺乳類の代わりにカイコを用いて免疫力を測定する方法を発見(国際特許取得)  

この測定方法によって、発見された成分

自然免疫を高めると言われる
アガリクス、ハナビラタケ(有効成分はβグルカン)の55倍、  
メカブフコイダンの385倍、プロポリスにおいては1000倍以上も  
ブロリコの免疫活性が高いことが確認



国際特許を東京大学と共同で保有
※日本:5394233,5491082 米国:8313779 欧州:2133693
・三菱東京UFJ銀行主催のアワードRise Up Festa2014
「先端医療・医薬品・医療機器」部門にて最優秀賞を受賞


<補足:「自然免疫」とは>

ヒトなどの脊椎動物の免疫機構には、自然免疫と獲得免疫があります。

獲得免疫は、一度体の中に侵入してきた微生物やウィルスなどの異物を覚えていて、
特異的にその異物を攻撃する仕組みです。

一方で、自然免疫は先天的に備わっていて、
異物と判断した物を即座に非特異的に攻撃する仕組みです。

脊椎動物などを除くほとんどの動物には獲得免疫はなく、自然免疫のみに頼っています。

前述のように、ブロリコは、ヒトでの臨床試験において、
NK細胞(ウイルスが感染した細胞を殺す等の役割)や 、
好中球(細菌や真菌 (カビ等)を食べてしまう等の役割)が活性化することがわかっています。

上記から、ブロリコには、感染症などの病気から体を守ることが期待されます。




ブロリコのメリット

βグルカンはアガリクス、メシマコブといった
キノコ類に多く含まれていますが、

ブロリコのβグルカン含有量は
アガリクスの55倍という高い数値となっています。

アガリクス、メシマコブを使っていた人が、
ブロリコに変更している理由がこれです。

既にブロリコはマウスではなく、人間での臨床試験が行われており、
NK細胞の活性をおよそ10%ほどアップさせたという結果が出ています。

NK細胞の活性が低い人ほど、
がんを発症するリスクが高いというデータがありますので、
ブロリコがもつNK細胞の活性力は、癌予防、進行性がんの
転移を遅らせる働きがあると考えてよいでしょう。

癌の部位は問わないのもブロリコのメリットです。

免疫力を高めるので、どんな癌であっても、
予防や、末期がん、副作用の軽減にまで活用することができます。

美容の面からも注目されていますが、
ベータグルカンの豊富さと抗癌作用のある細胞を刺激して活性化することで、
癌対策としての側から熱い脚光を浴びています。



ブロリコのガン対策効果!体験者の声

平成25年9月に大腸がんステージ5と医師から聞き、
即、入院し手術を受けました。

その後、そもそもの原因を考えた結果、細胞(身体)の免疫力アップが必要だと考え
インターネットやら口コミ、本など調べて、やっとたどり着いたのが、
この「ブロリコ」でした。

手探りの状態でしたが、9月から摂取し続けています。

抗がん剤は術後一度も投与せずに、先日検査に行き、
その結果陰性でした。

転移もなく大丈夫でした。

本当に嬉しかったです。

まだ先が心配ですが、とにかく、
ブロリコを続けたいと思っています。





ガン細胞はブドウ糖をエネルギー源にして増殖します。

従って、ブトウ糖を与えない徹底した食事法でガンは死滅します

その食事法が
荒木式がん対策プログラム 荒木裕の食事法です

なぜ糖がガンのエネルギー源になるのか?

糖が他にはないある特性を備えているからです。

この特性を理解すれば、
ガンを根本的に死滅させる大きな手助けになります。

癌細胞は通常の細胞の

3倍から20倍のブドウ糖を消費します。

常にブドウ糖に対して飢餓状態にあります。

ブドウ糖を与えると、ガン細胞は元気づき、

どんどん分裂増殖してゆきます。

ガン細胞が多量のブドウ糖を消費して生きていることは、

オットー・ワールブルグ(Otto Warburg)博士(ノーベル医学・生理学賞)

により1930年代から分かっていました。

ブドウ糖を作る食品は

糖類全般 (砂糖 蜂蜜 人口甘味料など)

穀物 (白米・玄米・蕎麦・小麦類)

大豆以外の豆類

果物

野菜 とくにカボチャ イモ類

また人参などは品種改良で

野菜というより果物に近くなっています。

癌細胞にブドウ糖を与えないような食事をすれば、

癌細胞は分裂でき なくなり、消滅していきます。

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ブドウ糖を絶てばがん細胞は死滅する!

ガンが消えていく「中鎖脂肪酸ケトン食」


がん細胞がブドウ糖(グルコース)を多く取り込むことはよく知られています。

がん細胞が数を増やしていくには、莫大なエネルギーの産生と、
細胞を構成する成分(核酸や細胞膜など)の合成が必要ですが、
がん細胞におけるエネルギー産生と物質合成の主な材料がブドウ糖だからです。

多くのがん細胞の表面(細胞膜)には、
細胞内へのブドウ糖の取り込みを行う
ブドウ糖輸送体(グルコース・トランスポーター)という
蛋白質の量が増えており、正常細胞と比べて数倍~数十倍もの
ブドウ糖を取り込んで消費しています。


がんの検査法で
PET(Positron Emission Tomography:陽電子放射断層撮影)というのがあります。

これはフッ素の同位体で標識した
ブドウ糖(18F-フルオロデオキシグルコース)を注射して、
この薬剤ががん組織に集まるところを画像化することで
がんの有無や位置を調べる検査法です。

正常細胞に比べてブドウ糖の取り込みが非常に高い
がん細胞の特性を利用した検査法です。

このように、がん細胞ではブドウ糖の消費が多いので、
がん細胞がブドウ糖を利用できなくすれば、
がん細胞の増殖を抑え死滅させることもできます。

正常な細胞はブドウ糖が無くても
脂肪を燃焼させてエネルギーを産生でき、
脂肪と蛋白質とビタミンとミネラルがあれば細胞を増やし、
体を正常に維持することができます。


糖質(炭水化物)は五大栄養素の一つですが、
脂肪(脂質)と蛋白質とビタミンとミネラルは体にとって必須ですが、
糖質だけは必須ではありません

エネルギー源として使いやすいので糖質が主食になっていますが、
正常細胞は脂肪をエネルギー源として利用できるので、
糖質は無くても困らないのです。

しかし、がん細胞にとって糖質(ブドウ糖)は必須です。

糖質から得られるブドウ糖が利用できなくなれば、がん細胞は増殖も生存もできません。

つまり、糖質はがん細胞には必須栄養素ですが、
正常細胞には必須では無いと言えます。

この違いを利用すると、
がん細胞だけを選択的に兵糧攻めにして死滅させることができるのです。

がんは様々な遺伝子変異の蓄積によって生じますが、
がん遺伝子やがん抑制遺伝子など細胞のがん化に関連している遺伝子は多数あります。

また、細胞の増殖や死を調節するシグナル伝達系は
極めて複雑なネットワークを形成しています。

しかも、遺伝子変異の種類や異常を起こしているシグナル伝達系は
個々のがん組織によって異なり、また同じがん組織であっても
遺伝子変異に違いがあるがん細胞が混在しています。

つまり、がん組織というのは
極めて不均一ながん細胞の集団であることが判っています。

このような多様な遺伝子異常を持つがん細胞に対して、
遺伝子変異やシグナル伝達系の異常をターゲットにした
治療法に限界があることは明らかです。

しかし、がん細胞が増殖するためには
エネルギーを作る燃料と細胞を作る材料が必要であり、
この燃料と材料の獲得を阻止すれば、そのがん細胞が
どのような遺伝子異常を持っていても関係なく
増殖を阻止し死滅させることができます。

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私たちの体を動かすエネルギーは、
食物から体内に取り入れた糖質や脂肪や蛋白質を
細胞内で分解してATPを作り出すことによって得ています。

ATPはアデノシン3リン酸(Adenosine Triphosphate)の略語で、
アデノシンに化学エネルギー物質のリン酸が3個結合したものです。

リン酸を切り離すときにエネルギーが生じ、
細胞内でエネルギーの貯蔵と供給を行うエネルギー通貨のような分子です。

細胞は糖質や脂肪に保存されている化学エネルギーをATP分子に捕獲し、
筋肉の収縮や物質合成などの細胞の仕事に使っています。



体の中で最初に使われる貯蔵エネルギー源は
筋肉細胞と肝細胞に貯蔵されているグリコーゲンです。

グリコーゲンはブドウ糖が多数結合したもので、
通常、体内には100~300グラム程度しか貯蔵されていません。

したがって、絶食をすると貯蔵されていたグリコーゲンは
数時間から半日程度で枯渇します。

グリコーゲンが枯渇すると、
細胞は脂肪を燃焼させてATPを産生するようになります。

体内の脂肪は脂肪分解酵素のリパーゼの働きで
グリセロール(グリセリンとも言う)と脂肪酸に分解され、
グリセロールはブドウ糖に変換されてエネルギー源になり、
脂肪酸は細胞のミトコンドリアという小器官で
さらに分解されてATP産生に使われます。

ブドウ糖が枯渇した状態で脂肪酸が燃焼するとき
肝臓ではケトン体(アセト酢酸とβ-ヒドロキシ酪酸)という物質ができます。

このケトン体は脳にエネルギー源を供給するために肝臓で作られる物質です。

通常、脳はブドウ糖しかエネルギー源として利用できません。

脂肪酸は血液脳関門を通過できないので、
脳は脂肪酸をエネルギー源として利用できないのです。

体はブドウ糖が枯渇したときに
脳のためにエネルギー源を作らなければなりません。

そこで、肝臓では脂肪酸を分解する過程で
ケトン体を生成するように進化したのです。

ケトン体は水溶性で細胞膜や血液脳関門を容易に通過し、
骨格筋や心臓や腎臓や脳など多くの臓器に運ばれ、
これらの細胞のミトコンドリアで代謝されて
ブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されます。


特に脳にとっては
ブドウ糖が枯渇したときの唯一のエネルギー源となります。

ケトン体はグルコースが枯渇したときの代替エネルギー源として
、絶食時などで日常的に産生されています。

正常細胞(肝細胞と赤血球以外)は
エネルギー源としてケトン体を利用できますが、
がん細胞はケトン体をエネルギーに変える酵素が欠損しているので、
グルコースを減少させ、ケトン体を増やすと、
がん細胞だけを兵糧攻めにできます。


ケトン体を増やせばがん細胞は死滅する

ケトン体というのは
ブドウ糖が枯渇したときに脂肪が分解してできる生理的燃料です。

肝細胞と赤血球以外の正常細胞は
ケトン体をエネルギー源として利用できます。

肝細胞は他の組織のためにケトン体を産生する工場であり、
作ったケトン体を自分で消費しないように、
ケトン体をエネルギーに変換する酵素が欠損しているのです。

赤血球はミトコンドリアが無いためケトン体を代謝できません。

その他の正常細胞はケトン体を代謝してATPに変換できます。

がん細胞ではケトン体をエネルギーに変換する酵素系の活性が低下しているので、
ケトン体をエネルギー源として利用できません。

また、がん細胞では細胞を増やすために
脂肪酸を合成する酵素系の活性が非常に高くなっていますが、
逆の脂肪酸を分解してエネルギーを産生する酵素の活性は低下しています。

つまり、体内のブドウ糖の量を減らし、
脂肪酸の分解でATPを得ている体内状況を作り出せば、
ミトコンドリアの機能が正常な正常細胞は脂肪酸の代謝によって
ATPを効率的に産生できるので生存できるのに対し、
がん細胞は脂肪酸からATPを産生できないため
エネルギーが枯渇して死滅するのです。

さらに、ケトン体のアセト酢酸とβヒドロキシ酪酸には
それ自体に抗がん作用があります。

がん細胞と正常線維芽細胞の培養細胞を使った実験で、
培養液にアセト酢酸やβヒドロキシ酪酸を添加すると、
正常な線維芽細胞の増殖は阻害されず、
がん細胞の増殖は用量依存的に抑制されることが報告されています。

ケトン体ががん細胞のブドウ糖の取り込みと
代謝を阻害するためだと考えられています。

また、がん細胞を移植した動物実験でも、
ケトン体を多く出させる中鎖脂肪酸の豊富な高脂肪食を与えると、
腫瘍の成長が抑えられ、がんによる体重の減少を防ぐ事が報告されています。

進行がんにおいては、糖質の多い食事より、
糖質を少なくして脂肪や蛋白質を増やした食事の方が
症状の改善やがんの進行抑制に効果がある
ことが報告されています。

中鎖脂肪酸はエキストラバージンココナッツオイルに含まれています

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インスリンの分泌を減らせばがん細胞の増殖は止まる

糖質の摂取を減らすだけで、
がん細胞の増殖を抑えることができます。

その理由は高血糖(血中のブドウ糖濃度が高い状態)と
インスリンがともにがん細胞の増殖を刺激する作用があるからです。

したがって、血糖とインスリン分泌が減れば、
がん細胞の増殖刺激が低下することになります。

がん細胞はブドウ糖をエネルギー源として大量に取り込んでいるため、
高血糖はがん細胞の増殖に有利になります。

がん細胞はブドウ糖をエサに増殖しているのです。

高血糖は活性酸素の産生を高め、
血管内皮細胞や基底膜にダメージを与えて血管透過性を高め、
転移を起こしやくするという意見もあります。

高血糖はマクロファージを活性化して
炎症性サイトカインの産生を刺激します。

炎症性サイトカインは
がん細胞の増殖や浸潤や転移を促進します。

食事で糖質を摂取すると血糖値が上がります。

血糖値が上がると体は膵臓からインスリンという
ホルモンを分泌して血糖を下げようとします。

インスリンはブドウ糖の筋肉組織や脂肪組織への取り込みを亢進して
ブドウ糖の分解を促進します。

さらに、肝臓ではグリコ-ゲンの合成を促進し、
脂肪組織では脂肪の合成が促進されます。

このようにインスリンはブドウ糖の分解と
グリコーゲンや脂肪の合成の両方を高めることによって血糖を下げます。

インスリンは食後の血糖値を下げるのが主な作用ですが、
がん細胞の増殖を促進する作用もあります。

がん細胞の表面(細胞膜)にある
インスリン受容体にインスリンが結合すると、
細胞増殖のシグナルが活性化し、がんの発育や転移が促進されます。



培養したがん細胞を使った実験で、
培養液のブドウ糖濃度を高めるとがん細胞の増殖や転移や浸潤が促進されます。

高濃度のブドウ糖がある状態でインスリンを添加すると、
増殖シグナル伝達系の刺激により、増殖や浸潤能はさらに促進されます。

生体でも同様で、食事のたびに血糖やインスリンが上昇すると
その都度がん細胞の増殖が刺激されることになるのです。

したがって、糖質の摂取を減らして、
血糖とインスリンが上昇しないようにすれば、
それだけでがん細胞の増殖を抑える効果が期待できるのです。

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絶食と同じ効果があるケトン食療法


がん細胞にブドウ糖を与えないという目的であれば、
断食療法やカロリー制限は効果がありますが、
断食療法は体重が減少し栄養素が不足する欠点があり、
カロリー制限も体重や体力を低下させる欠点があります。

抗がん剤などで治療を行っているときには、
断食やカロリー制限は実施しにくいと言わざるを得ません。

絶食と同じような効果があって
体力も栄養状態も悪化させない食事療法として「ケトン食」があります。

これは糖類の摂取を極端に減らし、
脂肪を多く摂取しケトン体を産生させるという食事で、
てんかんの食事療法として確立されている食事法です。

ケトン体はブドウ糖が枯渇したときに
肝臓で脂肪酸の分解が亢進したときにできる物質です。

正常細胞では、ケトン体を使ってエネルギー(ATP)を
産生することができるのですが、多くのがん細胞はケトン体を利用できません。

ケトン体からATPを産生するときに必要な酵素の活性が低下しているからです。

そこで、がん細胞が利用できるブドウ糖の量を減らし、
がん細胞が利用できないケトン体を増やして
がん細胞だけを死滅させる食事療法としてケトン食が注目されています。

食事の糖質を制限して血糖とインスリンの分泌を低下させれば、
がん細胞の増殖を抑えることができます。

ケトン体を増やせば、
さらに抗がん作用が強化されるという理論です。

がん細胞だけを兵糧攻めにできる食事療法と言えます。


中鎖脂肪酸はケトン体の産生効率を高める

中鎖脂肪酸は分子が小さいため消化管から効率的に吸収され、
カイロミクロンを作らずに門脈に入って肝臓に運ばれ、
肝細胞のミトコンドリアで素早く酸化され、
大量のATPとケトン体を生じる特徴があります。

中鎖脂肪酸はエネルギーとして燃焼される効率が高く、
体脂肪として蓄積しにくいので、最近では中鎖脂肪酸を含む
脂肪(中鎖脂肪酸トリグリセリドあるいは中鎖中性脂肪)は
ダイエットや健康によい油として急速に普及しています。

手術後や未熟児の栄養補給に医療現場でも利用されている健康的な脂肪です。

長鎖脂肪酸は糖類が存在するとケトン体産生が抑えられますが、
中鎖脂肪酸からケトン体を作る経路は
糖質の影響をほとんど受けずにケトン体が多量に産生されます。

肝臓ですぐに分解される中鎖脂肪酸を利用すると、
脂肪の割合を60%程度に減らし、糖質を1日40~60g程度摂取しても、
ケトン体を大量に産生することができます。

日本で使われている食用油
(菜種油、大豆油、紅花油、ごま油、オリーブ油、ひまわり油、コーン油など)は
長鎖脂肪酸(炭素数が13以上)が主成分です。

一方、中鎖脂肪酸(炭素数が8~12)を多く含む油としては
ヤシ油(ココナッツオイル)があります。

ココナッツオイルには、
60~70%の中鎖脂肪酸トリグリセリド(中鎖脂肪)が含まれていますが、
ケトン食療法用の中鎖脂肪酸トリグリセリド100%のオイルも市販されています。

中鎖脂肪酸が長鎖脂肪酸よりもケトン体を多く産生でき、
炭水化物や蛋白質の許容量が高いので、より調理がしやすく
食べやすいケトン食を作れます。

このように、中鎖脂肪をうまく利用するのが、
がん治療に対する中鎖脂肪ケトン食療法のポイントになります。


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